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第2回:【カスタマイズ編】テーマエディタの限界。Liquidの壁にぶつかった時の正しい対処法
2026.06.01 代表ブログ
Shopify(ショピファイ)の魅力の一つは、管理画面の「テーマエディタ」を使い、直感的にサイトのデザインを編集できる点です。バナーを入れ替えたり、文字の色を変えたりする程度であれば、誰でもノーコードで直感的に作業ができます。しかし、ストアの運営を続けていくと、必ずこのような壁にぶつかります。
「商品ページに、もっと独自のオリジナルのレイアウトを追加したい」
「カートボタンのすぐ下に、特定の注意書きを常時表示させたい」
「トップページのこの部分だけ、デザインを競合サイトのように差別化したい」
いざこだわった仕様にしようとすると、標準の編集画面(テーマエディタ)だけでは手が届かなくなります。今回は、Shopifyの「自由なカスタマイズ」を阻む壁と、それを乗り越えるための正しいアプローチを解説します。
1. 担当者の前に立ちはだかる「Liquid(リキッド)」の壁
Shopifyでテンプレートの枠を超えた高度なレイアウト変更や機能追加を行うには、「Liquid(リキッド)」というShopify独自の言語を扱う必要があります。一般的なWeb制作で使われるHTMLやCSSの知識だけでは、Shopifyのシステムと連動したカスタマイズ(例:在庫数に応じた表示の切り替え、動的なメタフィールドの呼び出しなど)ができません。ネットで検索した「Liquidのコピペコード」を、よく分からないままテーマのソースコードに貼り付けてしまうことで、結果として、サイト全体が崩れて表示されなくなったり、チェックアウト画面(決済)に進めなくなったりする致命的なバグを引き起こすリスクがあります。
2. コードを直接編集する「2つのリスク」
自社にWebの知識があるスタッフがいたとしても、Shopifyの仕様を深く理解せずにコード(Liquid)を直接カスタマイズすることには大きなリスクが伴います。
リスク①:テーマの自動アップデートが受けられなくなる
Shopifyの優秀なテーマは、バグの修正や新機能の追加のために定期的にアップデートされます。しかし、ソースコードを独自に書き換えてしまっていると、テーマをアップデートした際にカスタムした部分がすべて消えてしまうか、あるいはアップデート自体ができなくなってしまいます。
リスク②:原因不明のエラーによる「機会損失」
「Aのページを直したはずなのに、なぜかBのページのデザインが崩れてしまった」という、プログラムの干渉が起きやすくなります。ECサイトにおいて、数時間でもボタンが押せなくなれば、その間の売上は完全にゼロになってしまいます。
3. 解決策:ノーコードで運用するための「カスタムセクション開発」
この課題を根本的に解決する方法は、ただコードを書き換えることではありません。プロのエンジニアに依頼し、「自社専用のカスタムセクション(編集パーツ)」を開発してもらうことです。一度Liquidを使って、自社がやりたいデザインや機能の「パーツ」を裏側で作ることで、その後は担当者様がテーマエディタ上で、ドラッグ&ドロップでいつでもそのパーツを配置・編集できるようになります。コードを毎回編集するのではなく、「今後の日々のカスタマイズをノンコードで安全に行える仕組み」をプロに作ってもらうことこそが、賢いShopify運用の正解です。
理想のストアデザインを安全に実現。「Shopify任せ太郎」
「もっとブランドの世界観を表現したいけれど、今のテーマじゃ限界がある」「Liquidのコードなんて触れないし、社内にエンジニアもいない」そんなカスタマイズのお悩みは、当社のサポートサービス「Shopify任せ太郎」がすべて解決します。私たちは、お客様の「これがやりたい」を形にするShopifyのプロフェッショナル集団です。
Liquidコード開発・カスタマイズ
コピペではない、貴社ストアのテーマに最適化された安全なコードを実装します。
カスタムセクションの構築
開発後も担当者様が直感的にテキストや画像を入れ替えられるよう、使いやすいパーツとして納品。
テーマアップデートも見据えた設計
将来的にShopifyやテーマがアップデートされても、デザインが崩れない持続可能なコード設計を行います。
テンプレートをそのまま使うだけのECサイトから脱却し、競合に差をつける「売れるデザイン」を安全に手に入れませんか?
次回の予告
第3回は【アプリ選定編】。「便利だからと入れすぎていませんか?『アプリ依存』が招くサイト鈍化とコスト高」をお届けします。機能を増やそうとアプリを詰め込んだ結果、サイトが激重になりカゴ落ちが増えているストアへの警告と解決策です。
WRITER
吉田 寛
株式会社アリスタイルの代表。得意分野は、お客様のビジネス理解力と、それをベースとした企画開発力です。主にBtoBビジネスのお客様のマーケティングとマネジメント分野の成長・改善をITでお手伝いします。