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アクセス解析のポイントはこれだ!(初級編)
2017.06.22 マーケティング
Googleアナリティクスはアクセス解析を行うことができる無料のアクセス解析ツールです。
Googleアナリティクスを利用することで例として
・「どのページがよく見られている」
・「どのページがランディングページ(最初に訪問したページ)となっている」
・「離脱率が高いのはどのページ」
・「他サイトからのアクセスが多いのか」
・「検索からのアクセスが多いのか」
・「どの時間帯がよく見られている」
・「ユーザーはPC利用者が多い、またはスマホ利用者が多い」
といった事を確認することができます。
アクセス解析「Googleアナリティクス」の4つのポイント
アクセス解析ツールGoogleアナリティクスの画面や用語は、バージョンアップされると変わりますが、その中でも変わらないものがあります。それが、アクセス解析の4つの要素、
「ユーザー」「集客」「行動」「コンバージョン」です。
この4つの視点は、Googleアナリティクスの主要レポートとして提供され、サイト内のユーザー行動の流れに沿って整理されています。提供される情報としては、次のようなものがあります。
①ユーザー
サイトの訪問者に関する様々な情報が確認できます。
新規・リピータの割合、訪問回数、ページビュー数、アクセス地域、年齢、性別など
②集客
訪問者がどこからやってきたかの経路を確認できます。
検索、外部サイト、SNS、広告、直接訪問など
③行動
訪問者がサイト内で訪れていったコンテンツを確認できます。
行動フロー、キーワード、アクセスページ、ディレクトリ、離脱ページなど
④コンバージョン
訪問者によるコンバージョンの詳細な情報が確認できます。
コンバージョン数、コンバージョン率、コンバージョン経路など
これらのデータを解析すると、サイトの訪問者の行動が分かるようになり、それに応じた改善策を講じることができ、サイトでの目標達成につながります。
この4つの視点の概要と出力されるレポートのイメージは次のようなものになります。
①ユーザー
ユーザー全体の動向を知るための指標がユーザーメニューで調べられます。
また、ユーザーの属性に関するレポートで、コンテンツを利用しているユーザー像を把握できます。
サイトの集客状況を知るうえで基本となる7つのデータが表示されています。
セッション数:あなたのサイトに何回の訪問があったのか
ユーザー数:あなたのサイトを訪問したユーザーの数
ページビュー数:あなたのサイトの中で見られたページの数
ページ/セッション:1回のセッションにつき、何ページ見られたのか
平均セッション時間:1回の訪問につき、何分間サイトに滞在しているか
直帰率:1ページだけ見て離脱したユーザーの割合
新規セッション率:新しく訪問してくれたユーザーの割合
②集客
ユーザーはどのようにしてこのサイトへ訪問したのか?を知ることができる機能です。
代表的なデータはこのような項目があります。
Organic Search:検索エンジンからの流入
Direct:直前がWebでないアクセス、もしくは流入元不明のときに、ここに分類されます。
Paid Search:広告からの流入
Referral:直前に見ていたウェブサイト
Display:バナー広告など画像タイプの広告
Social:TwitterやfacebookなどのSNS経由のアクセス
③行動
ユーザーがサイトとどのように関わっているかを分析できます。
行動フローは、ユーザーがサイトを訪問してから離脱するまでのページが閲覧された順序を視覚的に確認できる機能です。
ランディングページから、そのサイト全体でユーザーがどのような行動をとっているか確認できます。
想定通りの導線がとられていれば、サイト設計がうまくいっていることが確認できますし、想定外の導線がとられていれば、サイト設計やコンテンツの課題を発見する手がかりとなります。
④コンバージョン
Googleアナリティクス アカウントで「目標」や「e コマース」を設定して、登録数や販売数などの目標をトラッキングしている場合は、コンバージョンレポートで収益の目標達成状況をトラッキングできます。
まとめ
まずは4つのポイントを抑えてGoogleアナリティクスで何ができるのかを知りましょう。
ここでは紹介しきれていない多くの機能がありますが、それらを少しずつ覚えていき、眺めるだけのGoogleアナリティクスをサイト改善のために活かしていきましょう。
WRITER
澁谷
営業・ディレクションを担当しています。マーケティング施策からシステム開発まで、お客様のビジネス課題に合わせた解決策をご提案いたします。