こんにちは。渡邊です。

Googleは、アナリティクスのほかにも様々なサービスを提供しています。Googleアドワーズもその一つで、クリック課金の広告サービスです。Googleの他サービスと連携ができることが大きな特徴です。

今回は以下の内容をご紹介していきます。

1.アドワーズの仕組み
2.アドワーズ広告の掲載先
3.オススメ！アドワーズのオプション設定
4.Googleの他サービスとの連携

１アドワーズの仕組み

アドワーズでは、検索で掲載候補となるたびに広告オークションにかけられる仕組みがあります。広告に設定されているキーワードが検索内容と一致するものが検出されると、広告ランクが高いものから順位がついていきます。このオークションは検索のたびに繰り返されるので、毎回掲載場所が変動したり、表示されないことも起こりうるのです。

よくオークション形式と聞くと、広告単価の予算を引き上げれば露出が増えるという考え方になりがちです。（私がそうでした）

しかし、アドワーズは「品質スコア」という数値が大きく影響するので、予算が高い広告よりも高い品質スコアを出せば、費用を抑えて広告掲載される可能性もあるのです！これがアドワーズの工夫しがいがある面白いところでもあります。

※広告ランク：予算や広告の品質などからGoogleが算出する見込みの指標
※品質スコア：広告の全般的な品質の評価（推定クリック率、広告の関連性、ランディングページの利便性の要素を加味している）

２アドワーズ広告の掲載先

アドワーズの最も有名な広告は、検索結果の上部と下部に表示されるテキスト広告です。

広告として優れているとGoogleに判断されたら上部に表示されます。

ほかにも、イメージ広告はディスプレイネットワーク（Google検索エンジンの検索結果ではなく、Googleと提携するWebサイトやGmail、YouTubeの画面に表示される広告）に表示をされます。リッチメディア広告という、アニメーションなどを駆使したユーザーに訴求するものもあります。検索結果ページに表示される広告だけではなく、様々な形態があるので、効果的な広告作成の可能性が広がります。

３オススメ！アドワーズのオプション設定

テキスト広告は必須の設定箇所が「最終ページURL」「広告見出し1」「広告見出し2」「広告文」とすべてで4つありますが、それ以外にも情報を表示させることが可能な「広告表示オプション」があります。オプションと言っても追加料金がかかるものではありません。

例えば、複数のサイトリンクを設定したり、住所や電場番号を表示し、直接アクセスできるようにするものがあります。（赤枠部分）

こうすると文字制限のある必須項目しか設定していない広告よりも、表示スペースが広がり目立ちやすくなるし、情報が詳細で分かりやすい広告となります。

さらに詳細な設定として、広告表示のスケジュールやデバイスの設定があります。これでさらに、広告をクリックしてほしいターゲットユーザーを絞り込むことができます。

注意点はこの広告表示オプションは設定をしても必ずすべてが表示されるものではありません。広告ランクが一定の基準を満たしていると、さらなる掲載結果の向上が見込まれるオプションが選ばれて表示されます。

４Googleの他サービスとの連携

アドワーズはアナリティクスと連携してサイトへの広告による影響を測定することができます。
アナリティクス側のサイドメニューからアドワーズと連携したデータを見られるようになっています。（赤枠部分）

全体のアクセスのうちの何％が広告によるものなのか、広告掲載時はどんなキーワードで検索したのかなど気になる情報が見えてきますし、対策もとることができます。

アドワーズも管理画面があるので、ある程度数値は測定できます。しかし、それは広告経由に関するサイトの「入口」までどのようにして来たかということと、コンバージョンについてくらいしか把握ができないのです。より奥深くまでユーザーの行動をイメージするには、アナリティクスのデータと合わせて改善策のヒントを探すことが重要です。

さらに広告自体の品質を改善するには、サイトの改善が必要になることもあります。ユーザビリティや、広告とサイトの一貫性などが高ければ品質スコアも高まります。広告のPDCAを回すことで、広告の費用対効果をあげる可能性もでてきますので、アナリティクスと連携させてデータを確認することは非常に重要です。

今回ご紹介したのはアドワーズの機能・特徴のほんの一部です。他にもユーザーの工夫次第でコンバージョンが安価に獲得できる機能などがあります。
誰でも出稿できるGoogleアドワーズにぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか？
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