CHANNEL
【2026年9月最新】直近3ヶ月のWeb脆弱性まとめと今すぐ行うべきセキュリティ対策
2026.09.16 代表ブログ
Webサイトの構築・運用に携わるエンジニアや担当者の方に向けて、直近3ヶ月(2026年7月〜9月)にJPCERT/CCより報告・注意喚起された主要なWeb関連の脆弱性情報と対策手順をまとめました。自社サイトの安全性確認や再点検にお役立てください。
直近3ヶ月で注視すべきWebセキュリティ脆弱性
1. WordPress本体のリモートコード実行の脆弱性(通称:wp2shell)
発生時期: 2026年7月
対象: WordPress 構成サイト
概要: 認証不要でサーバー上で任意のコードが実行されてしまう極めて危険度の高い脆弱性です。すでに複数の攻撃事例や侵入が確認されています。
対策
WordPress本体を最新の修正済みバージョンへ即座にアップデートしてください。万が一攻撃を受けた場合に備え、サーバー内に不審なファイルが生成されていないかの確認も推奨されます。
2. WordPress人気プラグインにおける認証回避・不正操作の脆弱性
発生時期: 2026年8月〜9月
対象: Really Simple Security、GiveWP、Loco Translate などの各種プラグイン
概要: 認証プロセスを回避されて管理者権限を奪われたり(認証回避)、管理者の操作を装って意図しない処理を実行させられる脆弱性が相次いで発表されました。
対策
使用中のプラグイン一覧をチェックし、古いバージョンのまま放置されているプラグインは速やかにアップデートを実施してください。未使用のプラグインは無効化・削除することが基本です。
3. Webアプリケーション向けCMS/拡張機能におけるファイル実行・インジェクション
発生時期: 2026年8月
対象: Joomla! (Balbooa Forms) などのWeb制作系CMS/フォーム拡張機能
概要: フォームの入力処理不備を突いて不審なPHPファイルをアップロード・実行させられるリスクが指摘されました。
対策
対象の拡張機能を最新版へ更新するとともに、Webサーバー上に意図しないPHPファイルが配置されていないかファイル構成の監査を実施します。
現場で今すぐできる3つの基本セキュリティ対策
CMS・プラグインのバージョン最新化
自動更新機能を有効化するか、定期的な手動更新の手順を運用ルールに組み込みます。
Webサーバ・PHP実行環境の見直し
サポートが終了した古いPHPバージョンやApacheの設定ミスは、脆弱性の温床となります。環境全体のセキュリティパッチ適用状況を確認してください。
不要なファイル・不要なアカウントの削除
使われていない管理アカウントや過去のテストファイルは、攻撃者の初期侵入経路として悪用されやすくなります。
お持ちのWebサイト、潜在的なリスクは眠っていませんか?
セキュリティ脆弱性は、日々新しいものが発見されています。CMS本体だけでなく、サードパーティ製プラグイン、サーバー環境、独自に組み込んだJavaScriptやPHPプログラムなど、どこか一つでも穴があれば攻撃の対象となってしまいます。
「自社のサイトが安全かどうかわからない」「どこから手をつければいいか不安」という企業様へ
当社では、Webサイトやシステム開発の現場で培った知見を活かし、Webサイトのセキュリティ脆弱性診断サービスを提供しております。
診断内容: Webアプリケーション、CMS(WordPress等)、サーバー設定の脆弱性チェック
特長: 危険度の高いリスクを抽出し、具体的な改修・対策プランをご提案
費用: 66,500円~/回(税抜)
既存のお客様のサイト追加チェックはもちろん、新しく自社サイトのセキュリティを強化したい企業様も、まずはお気軽にご相談ください。
WRITER
吉田 寛
株式会社アリスタイルの代表。得意分野は、お客様のビジネス理解力と、それをベースとした企画開発力です。主にBtoBビジネスのお客様のマーケティングとマネジメント分野の成長・改善をITでお手伝いします。