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第1回:【構築編】「Shopifyで簡単に作れる」の罠。売れないECサイトに共通する3つの初期設計ミス
2026.05.25 代表ブログ
「Shopify(ショピファイ)なら、専門知識がなくても簡単におしゃれなECサイトが作れる」こうした言葉を信じて、自社で構築をスタートさせた企業は非常に多く存在します。しかし、いざサイトを公開してみると、「アクセスはあるのに全く売れない」「カゴ落ち(カート放棄)が多発している」「日々の注文管理がやりづらい」といった構築後の課題に直面するケースが後を絶ちません。なぜ、テンプレート通りに作ったはずのストアで成果が出ないのでしょうか?今回は、自社構築で陥りがちな「3つの初期設計ミス」と、売れるECサイトにするための解決方法を解説します。
ミス1:日本特有の「おもてなし配送」が考慮されていない
Shopifyはカナダ発の世界的なプラットフォームです。グローバル基準で非常に優れている反面、そのままの状態で構築すると「日本のECユーザーにとっての当たり前」に対応できません。そのため、標準機能のままでは、日本の購入者が最も重視する「配送日時指定」や「置き配の希望」「熨斗(のし)・ラッピングの選択」がスムーズに行えません。それにより、購入手続きの画面で「希望の日時に届かないなら、別の使い慣れたモール(Amazonや楽天市場など)で買おう」と、ユーザーが離脱(カゴ落ち)してしまうのです。
ミス2:スマートフォン(モバイル)での「買いやすさ」の検証不足
Shopifyの無料・有料テーマはどれもデザイン性が高く、PCの画面で見ると非常に美しく仕上がります。しかし、現在のECサイトのアクセスの大半はスマートフォンです。よくある課題として、PC画面だけで構築を進めてしまい、スマホの実機での検証を怠っているケースが散見されます。そのため、「スマホで見ると画像が大きすぎてスクロールが大変」「カートに入れるボタンが画面外に隠れてしまう」「メニューを開かないと目的の商品にたどり着けない」など、小さなストレスが積み重なり、ユーザーはすぐにサイトを閉じてしまいます。
ミス3:顧客管理(CRM)や外部システムとの「連携設計」の欠如
ECサイトの構築は、表側のデザイン(フロント)だけでなく、裏側の管理画面(バックオフィス)の設計が同じくらい重要です。実店舗の会員データ、基幹システム(OMS/WMS)、あるいは主要な決済手段(あと払い、PayPayなど)との連携を深く考えずに構築してしまうと、サイト公開後に「注文データを手動でcsv出力して、別システムに手入力する」といったアナログな二重管理が発生し、出荷遅延や在庫ズレを誘発。結果として顧客満足度が低下し、リピートに繋がりません。
課題の解決策:ECサイトは「作る」のではなく「売る導線」を設計する
Shopifyでのストア構築において、デザインを綺麗に整えることはスタートラインに過ぎません。本当に必要なのは、「ターゲット顧客が迷わずに購入を完了できる導線」を初期段階から設計することです。自社構築で限界を感じている場合、一度プロの目による「動線チェック」や、日本の商習慣に合わせたカスタマイズを施すことで、サイトのCVR(転換率)は劇的に改善します。
売れるShopifyストアへ生まれ変わらせる。「Shopify任せ太郎」
「自社でShopifyを作ってみたけれど、これで合っているのか不安」「設定が複雑で、オープン準備が何ヶ月もストップしている」そんな企業の救世主となるのが、当社のShopify専門サポートサービス「Shopify任せ太郎」です。私たちは、単なるデザイン制作会社ではありません。貴社のビジネスモデルに最適なShopify構築・初期設定をトータルでバックアップします。
配送日時指定やギフト対応など、日本の商習慣に完全対応することで、国内ユーザーが使いやすいストアへカスタマイズします。また、スマホファーストの導線設計で離脱率を徹底的に抑え、カゴ落ちを防ぐUI/UXを構築します。さらには、決済アプリの導入から配送システム連携まで、バックオフィスの自動化サポートで、日々の運営が楽になる仕組み作りを提案いたします。
「作って終わり」にさせない、本当に売れるShopifyサイトを私たちと一緒に作り上げませんか?
次回予告
第2回は【カスタマイズ編】。「テーマエディタの限界。Shopify独自の言語『Liquid(リキッド)』の壁にぶつかった時の正しい対処法」をお届けします。ノーコードでの編集から一歩進んだ、競合に勝つためのオリジナルカスタマイズの裏側を解説します。
WRITER
吉田 寛
株式会社アリスタイルの代表。得意分野は、お客様のビジネス理解力と、それをベースとした企画開発力です。主にBtoBビジネスのお客様のマーケティングとマネジメント分野の成長・改善をITでお手伝いします。