北海道を拠点とする製粉メーカー、横山製粉株式会社様のコーポレートサイト刷新、および新ブランド「ICHIHO(イチホ)」のサイト制作を担当いたしました。
【プロジェクト概要】
背景と課題
種類豊富なラインナップが、営業現場では「説明の難しさ」に横山製粉様は、卸業者を介した販売だけでなく、自らベーカリーやラーメン店へ足を運ぶ直接営業を強化されていました。しかし、そこで課題となったのが多種多様な商品ラインナップの伝え方です。
職人が求める繊細な口当たりや食感の差は、数多い商品の中から紙のカタログや口頭の補足だけで伝えるには限界がありました。「どの粉が自社のレシピに最適か」を顧客が自ら判断しにくい状況が、営業効率の停滞を招いていました。
解決策とアプローチ
1.理想の「食感」から逆引きできる直感的な商品検索
単なる製品一覧ではなく、プロの職人が「作りたいパンの食感」や「用途」から、数ある候補の中から迷わず最適な粉へ辿り着ける検索軸を構築しました。Webならではの絞り込み機能を活用し、サイト自体が熟練営業マンのような提案力を持つ構成に仕上げています。
2.「顧客の関心」をデータで可視化する営業支援
営業の属人化を防ぎ、より戦略的なアプローチを実現するため、マーケティングオートメーション(MA)ツール『MAStyle』とユーザー行動分析ツール『Microsoft Clarity』を導入。
関心の可視化: 顧客が「今、どのカテゴリーの粉に注目しているか」をデータで把握。
精度の高いアプローチ: 訪問前に顧客のニーズを予測することで、準備の負担を軽減し、商談での「外さない提案」をサポートします。
成果・今後の展望
リニューアル後、Webサイトは単なる情報公開の場ではなく、営業活動を裏支えする「強力な武器」へと進化しました。多種多様な商品群が「複雑さ」ではなく「選ぶ楽しさ・信頼の証」として顧客に伝わるようになり、データに基づいた効率的な販路拡大が推進されています。
「公開からわずか数日でお問い合わせに繋がった」と、施策の即効性に高い評価をいただいております。この成果を受け、同社ではデジタル活用による事業拡販をさらに加速させるべく、新たにIT部門を新設しました。
Webサイトの刷新がきっかけとなり、組織全体でIT・データ活用を推進する体制が整ったことは、本プロジェクトにおける非常に大きな成果だと感じております。
DATA
| カテゴリ | 商社・卸売業 ブランドサイト コーポレートサイト |
|---|---|
| クライアント | 横山製粉株式会社様 |
| 内容 | コーポレートサイト制作、ブランドサイト制作 |
| URL |
https://y-fm.jp/ https://y-fm.jp/ichiho/ |
| 担当工程 | 要件定義、デザイン、コーディング、CMS実装 |
| 制作期間 | 2025年6月 〜 2026年2月 |
| 主な対応内容 | コーポレートサイト・ブランドサイト制作、CMS導入、アクセス解析ツール設定、マーケティングツール「MAStyle」の導入 |